総理大臣や要人が乗車する車をエスコートする警護車。警護対象車両と車格を揃えるため、セルシオやセンチュリーなど、高級車が選定されることが多い。
　高級車で統一された車列は、威厳が有り迫力満点である。

　種車は1/43スケール、京商のJコレクションから発売されたセルシオ(2001)Gloss Black。
　この一台は、国賓警護を想定して架装してみた。反転式回転灯はもちろん、TA/TL/ルーフアンテナ、ナビミラーとフル装備。まるでハリネズミの様。後部ドアの窓は、SPが箱乗りできるように開けてある。

　種車は1/43スケール、tosaコレクションから発売されたGZG50センチュリー(2005)を選択。
　レクサス総理車とセットで使用されることが多い、フラッグポール付きの車を再現。センチュリーに反転式回転灯という、似つかわしく無いところがカッコイイ。

●上段：各種アンテナを装着。ルーフアンテナは、プラ棒から削り出した台座に針金を通して作成。TAはプラバンで作った台座に、パテで整形したアンテナ本体に針金を接着。
●中段左：ドアミラー用ナビミラー。
●中段右：反転式回転灯。格納時に閉じられる屋根蓋にワイヤを取付。ちょとしたディテールアップだが、効果は抜群。
●下段：各種フラッグポール。
　今回はインテリアのディテールアップには手が回らなかったが、いずれ防弾窓枠など再現してみたい。

上段左：回転灯パーツ。パテを整形してシリコンで型取り後、透明レジンで複製。クリアレッドを上から塗装してある。
上段右：直径2mmのプラスティック丸棒から削り出したTLアンテナをレジンで複製。
下段左：ピラー用とドアミラー用ナビミラー。プラ板で作成後、レジンで複製。
下段右：フラッグポールは、プラバンに金属パーツを接着して作成。左はプラモデル用のホイールに使用するスポーク、右は、鉄道模型のEF58つかみ棒を流用。