自衛隊の観閲式で、観閲官が巡閲する際に使用される専用車を再現。過去に小泉・福田・麻生の3代総理大臣が、観閲官としてこの車に乗車している。
　観閲官は起立した状態で乗車するため、リアシートの前部には、手を添えるためのハンドルバーが設置されている。

　種車は1/43スケール、京商のJコレクションから発売されたゼロクラウン(2004) Black。
　セダンの屋根を大胆にカットしてコンバーチブル仕様に。元のセダンとは異なったイメージに仕上がった。

●上段：塗装を最小限にするため、ボディー全体をマスキング。フロントシールドの枠を残して、Cピラーの根元まで屋根をカット。センターピラーとトランク周りはプラバンで新規追加。
●中段：内張りを全て黒に変更。白い座席カバーは、マットホワイト塗装で表現。リアシートは一段高く座れるように、クッションを追加。足元にはステップを配したが、資料が無いため想像で作ってある。観閲官が起立した時に掴まる金属製のバーを追加。屋根を格納するトノカバーは、プラバンで新規作成。
●下段：種車になったゼロクラウンセダンとの比較。